Speak of the devil 悪魔のささやき?
だれかのうわさ話をしていて、その本人が突然あらわれることありますよね。「うわさをすればなんとやら」「うわさをすれば影」。直訳すると『悪魔のささやき』になります。いいうわさをしていた時、悪いうわさをしていた時どちらの場合にも張本人が現れたときに使うことができます。
うわさばなし
A: Did you hear that Mike got divorced last week.
マイク先週離婚したんだって。
B: Are you serious? They were one of the happiest couples I’ve ever known. I wonder what happened.
マジで? わたしが知ってる中でもうまくいってる幸せそうなカップルだったのに。わかんないもんだね。
A: shhhhh… He is coming toward us. Speak of the devil.
しーっ! こっちにくる。うわさをすれはなんとやら。
Speak of the devil, and he will appear.
『悪魔の話をすると、彼が現れる。』
というのが本来のことわざです。日本語でも「うわさをすれば…。」というふうに略して使うことが多いですよね。そのほかにも日本のものと似た意味を持つ英語のことわざを紹介します。
The early bird gets the worm 早起きな鳥は餌を得る
早起きは三文の徳
Kill two birds with one stone 一つの石で二羽の鳥を落とす
一石二鳥
Make haste slowly. ゆっくり急ぎなさい
急がばまわれ
The foolish ostrich buries his head in the sand and thinks he is not seen. バカなダチョウは頭を砂の中にうずめて、隠れられたと思っている
頭隠して尻隠さず
When in Rome, do as the Romans do ローマでは、ローマ人のするようにしなさい
郷に入っては郷に従え
Two heads are better than one. 一人の頭よりも二人が頭がいい
三人寄れば文殊の知恵
まだまだたくさんのことわざがありますが、こうやってみるとおもしろいですね。いったいどっちが先にできたのでしょうか。不思議ですね。それにしても昔の人はうまく作ったものだなぁと感心します。みなさん、知っていたら教えてくださいね。
青空