Play (something) by ear 成り行きにまかせちゃう?
前回紹介した『learn by heart』と形が似ているもう一つのイディオムを今回は見ていきます。この『Play it by ear』は「(楽譜など見ないで) 耳で聞いて曲を弾く」ということから、「臨機応変に、成り行きに任せて実行する」となります。何もしっかりとした準備してきていないが、臨機応変に本番に臨んだりする時に使える表現です。
A: I could tell he had forgotten his notes and was playing the presentation by ear.
彼、絶対資料持ってくるの忘れて、今日のプレゼンに出たとこ勝負でやっちゃってたよ。
B: Was it that bad?
そんなに酷かったの?
A: Yes, it was so unorganized.
そりゃもう! 支離滅裂だったよ。
Play (something) by ear
臨機応変にこなす 成り行きに任せる 出たとこ勝負で乗り切る
Wow, Jay is such a talented piano player! The way he can play pieces by ear after hearing them just once is so impressive!
うわぁー、一回聞いただけであの演奏は本当に素晴らしい! ジェイはすごい才能の持ち主だし、彼のピアノは最高だよ。
『play it by ear – 成り行きに任せて臨機応変に対応する』をひとつのフレーズとしてそのまま使うこともできます。
You can’t really prepare for the questions the interviewer will ask — you’ll just have to play it by ear, I’m afraid.
インタビューで何を聞かれるかなんて前もって詳しくはわからないから、臨機応変に対応するしかないよ。
ぜひ使ってみてくださいね。
青空