Off the chain 制御不能でクレイジー
意味もなくわめき散らずイヤイヤ期の幼児。キンダー(幼稚園児)になってもなんの予兆もなくいきなり何かに不満爆発の娘。わたしがいったい何をした? 子供に限らずコントロール不能なありさまを表現したい時に使えるスラングを紹介します。コントールできないほどクレイジーに。コントロールできないほど楽しいこと。二極に分かれます。それではいっしょに見ていきましょう。
母と幼稚園児
A: Sweetie, look at your room! Dirty clothes and toys are scattered all over the place! There is no space to put my feet.
なにこの部屋?! 脱ぎっぱなしの服やおもちゃ散らかして、歩く踏み場もないじゃないの。
B: Mommy, I have been dealing with teachers and other kids all day at school. I have no energy left to clean up right now.
ママ、学校で一日中先生やクラスメートといろいろあって疲れてるから、いま片付ける体力残ってないよ。
A: Wait a second. What is this? Did you just spill the paint on the floor?!
ちょっと、何これ? ペンキこぼしたの?
B: Yes, but doesn’t it make the house cool?
うん、でもなかなかこの色、うちによくない?
A: Ugh, You are off the chain …
ホントあんたって子は(手に負えないわ)…。
off the chain
「クレイジーな」「コントロールできない」「サイコーに良い」
などの意味をもつスラング(俗語)です。
イメージとしては、ピットブルのような怖そうな犬が、鎖(chain)から放たれたとたんに勢いよく走り出し辺りを散らかし回るという感じです。それほどクレイジーで制御不能の状態をさします。
また、クレイジーなほど楽しいパーティや最高におもしろい映画を見たときにも使えます。
This party is crazy fun! This is off the chain!
The movie I watched yesterday was off the chain! It was extremely fun!
このように、コントロールできないほど次から次へと悪さする子どもたちを表現したり、最高に楽しいことや物に対しても使われます。どう取るかはその時の状況や前後の会話の流れから判断しましょう。
わたしの職場に3人の小さな子供がいて、しかも下の二人は双子ちゃんの同僚がいます。毎朝髪を振り乱して出勤してきます。毎朝3人の子供の支度と送り迎えしている彼女には頭が上がりません。出勤してまず一言、「My kids are totally off the chain!」で彼女の一日は始まります😆
青空