Get busted – 何をやらかしてそうなった?
映画やドラマのシーンで聞いたことがあるかと思いますが、この “busted” を今回は使いこなしていきましょう。
やってしまった・・・
A: Good morning, Aozora. You are late.
おはよう、青空。遅刻だよ。
B: I got busted for speeding on the way to work. Stupidly, I asked the police to speed it up cause I was in a hurry.
途中でスピード違反で捕まって。で、バカだからその警官に急いでるから早くしてって頼んだらめちゃ怒られた。
A: YOU DID NOT!
ウソでしょ?! なんてことしたの!
この
“busted”
何か悪いことをして捕まる、見つかるという意味でよく使われます
I got busted for cheating on the test.
テストでカンニングして見つかった。
何かが壊れている、容姿などが醜い、ブサイク、なんて意味で使われたりもします
No! I am not going out with your brother. He is busted!
あなたのお兄さんとデートなんかしないし。あんなブ男!
「顔がこわれてる」からの「ブサイク」
ひどい!😭
違反切符を切られるというフレーズに
got a ticket for speeding
got a speeding ticket
などもあります
ちなみに
会話のさいごにある
”YOU DID NOT!”
直訳すると「あなたはしなかった」となりますが、
ここでは、「まさかやってないよね?!」「してないって言って!」
という感じで『信じられない!』という含みを持って使われています
おもしろいスラング(俗語)あれこれ
『ふたつの単語が混ざったスラング』
Frenemy
friend(友だち)+ enemy(敵)
友達でもあり敵でもある、いわゆる戦友
Bromance
brother(兄弟)+ romance(ロマンス)
男どうしの度を越した?カンケイ
(⚠️ゲイどうしではなく、あくまでもストレートの男同士の関係)
Ginormous
gigantic(巨大な)+ enormous(巨大な)
超デカい
『比較的最近使われるようになったスラング』
Dying
死んじゃいそうなくらいおもしろい
Oh my gosh, this show is so hilarious. I’m dying!
このショーめっちゃおもしろい。笑いすぎて死んじゃいそう!
Epic
傑作 とても楽しめるもの
Her latest blog was epic!
彼女の最新のブログは傑作!
Low-key
もともと「控えめな」という意味の形容詞
スラングになると
「大きな声では言えないけど」「密かに」「若干」
という副詞になります
I am low-key relieved the company party was cancelled.
大きな声では言えないけど、会社の飲み会がキャンセルになってホッとした。
Salty
本来しょっぱい、塩辛いという単語
スラングになると
「怒っている」「辛辣な」
Why are you so salty? I said I would share if I win the lottery.
なんで怒ってるの? 宝くじ当たったらシェアするって言ったじゃんか。
じつはワタクシ
アメリカに来て2回警察に止められました
⬆️
こんなのがあなたの背後から迫ってきます(怖)
1度目は
まだ渡米して間もない頃
スクールバスが🛑stopサインを出して止まっているのを見過ごして発進して御用!
2度目は
信号が黄色に変わりかけてそのまま突っ走って御用!
(ポリスは赤信号無視したっていったけどぜったい黄色だった)
どちらもあの線香花火のようなグルグル回る赤青白の派手なライトとデカいサイレン音で止められ心臓バクバクで死ぬほど恐怖でした
間違っても職務質問の際に両手をポケットに突っ込んだりしてはいけません!
両手には何も持たず何も触らずハンズアップ
そして変に動かず落ち着いて答えましょう
朝は余裕をもって安全運転で!
最近5歳の娘もどこで習ってくるのかスラングをおもしろがって使ってきます。この”busted”も然り。子供たちを見ているとこういう風に楽しみながら言葉を覚えていくんだなぁと逆に勉強になります。まだ単語もほとんど読めず書けないのに口だけは達者で新しい言葉が溢れるほど娘の口から出てきます。大人顔負けなしっかりした文章で話してきて、私たちが学校で学ぶ「過去完了形」「付加疑問文」「仮定法」なんかをふつうに使ってきてしかも間違ってない!恐るべし女子。
青空