Soul-crushing の持つ2つの意味とは
魂が砕けるほど悲しい出来事やつらい別れを表現したい時に使えるフレーズです。実はこのフレーズには全く違ういみでも使われるんです。ではみていきましょう。
つらい別れ
A: My friend’s wife passed away the other day. They have been married for over 50 years. It was soul-crushing to see him cry. I have never seen him upset before.
友人の奥さんが先日亡くなってね。50年以上も一緒に添い遂げた仲だったんだよ。あんなふうに泣く彼を初めてみたよ。心が砕かれるほど悲しかった。
B: Please tell him my thoughts and prayers are with him. I am so sorry.
お気の毒に。奥さんの冥福を祈っていること伝えてね。
ここでの“soul-crushing”
魂が砕かれる、心が壊れる、非常に耐えがたい
という意味です
I had a soul-crushing break up with my girlfriend.
彼女とつらい別れをしたよ。
おなじ意味で
heart-breaking
soul-destroying
などが使えます
実は全く同じフレーズで以下のように表現することもできます
a soul-crushing job
気が滅入るほど短調でつまらない仕事
「非常に耐え難い」「つまらない」という意味でも使うこともできます
人材派遣会社の広告でよく
“Stuck in a soul crushing job? Here is what we can do for you!”
「退屈な仕事に嫌気がさしていますか?ぜひわが社にご連絡を!」
なーんてのを新聞やネット広告で見受けます
A 心が砕けそうな
B 非常につまらない
どちらの意味なのかこれはもう文脈の流れでの見極めが大切です
ちなみに文中の “stuck in” は省略されない形では “Are you stuck in” となり
「身動きが取れない」「くっついて離れない」
今の仕事から身動きが取れずにいるという意味になります
(※広告や新聞の見出しではよく主語やbe動詞が省略されます)
ラクだけど薄給でつまらない退屈な仕事をとるか
給料は良いが責任が重くストレスがたまる仕事をとるか
みなさんも悩んだ経験はありますか?
つらい別れは誰もが経験しているのではないでしょうか。おばあちゃん子だったわたしは祖母との別れが今まででいちばんのsoul-crushingでした。また、つまらない仕事という意味ではいろんな地味な仕事をしていたとき毎日どうやって時間をつぶすか考えて一日が終わったり。今の仕事はハイブリッドとでも言いましょうか。つらいほど嫌な時もあれば達成感を感じられる時もあります。(つらい時が多いのがホンネですが) アメリカは転職しながらキャリアを積んでいく社会ですが、なかなか自分にあった自分がしたい、自分ができる仕事ってないなぁ。
青空